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MOVIE

オードリー

文化祭が終わるまでの "わかってるなりの想い方"
女子高生×勝又監督。 心揺さぶる2つの物語。

見慣れているはずの教室の風景が、いつもと違う顔を見せる文化祭。
クラスメイトの知らなかった一面を見たり、真夜中の学校に居残って準備をしたり。
どことなくドギマギしてしまう季節に、親友が自分と同じ人を好きだと知ってしまったら…
「オードリー」は、そんな文化祭までの期間限定の恋のお話。

主演は「はい!もしもし、大塚薬局ですが」に続き勝又悠監督と再びタッグを組む、笠原美香。撮影当時、役の設定と同じ高校3年生。恋と友情に揺れ動く18歳の主人公・優子を等身大で瑞々しく演じる。
優子の友人役で、恋のライバルとも言える絵里を演じるのは、「パークアンドラブホテル」「冷たい熱帯魚」などで若手女優としてその演技力を高く評価されている梶原ひかり。本作でも圧倒的な存在感を魅せつける。
そして、優子の恋の相手役にはオーディションにて発掘された新人の暮浩平、優子の仲良しグループでお姉さん的存在である志保役には、本作が映画初出演の小田島渚と、フレッシュな役者陣が揃った。

監督は前作「はい!もしもし、大塚薬局ですが」で国内外から評価され、劇場公開デビューした勝又悠。10代の女子を描くことにこだわり続け、手持ちカメラやアドリブを多用した独特の手法で、女子高生のなんてことない日常をカラフルに切り取る勝又ワールドは全開。

 

 

©STROBO RUSH

解説

大森優子(笠原美香)は郊外に住む18歳。文化祭を目前に控えた高校3年の秋。家では親が進路のことでうるさく言ってきたり、いろいろ面倒なこともあるけれど、同じクラスの石塚絵里(梶原ひかり)と小浜志保(小田島渚)の仲良しグループで過ごすことが楽しい毎日。三人で真夜中に校舎の屋上へ忍び込んで、明け方までおしゃべりするのが日課だ。
優子は親友の二人にも打ち明けていない、密かな片思いをしていた。相手は同じクラスの遠山健太(暮浩平)。普段はまともに話をする機会もないが、優子の視線は常に健太に向いている。どうにか発展させたいと思いながらも踏み出せない恋の悩みを、優子は人気教師で茶道部の顧問・宮本(水野祐樹)だけに相談していた。
しかし、予想外の展開が起こる。絵里が遠山のことを気になると言い出したのだ。さらには数日後の文化祭で告白するとまで言う。内心気が気ではないが、口では絵里の恋を応援すると言ってしまう優子。
そんなある日、絵里からとんでもない頼みごとを持ちかけられた。
「文化祭までの間、遠山と付き合って、彼の好みをリサーチして!」
絵里と志保に押し切られ、優子は思いもよらぬ形で遠山と付き合うことになる。期間限定の恋が始まった。
最初はぎこちなかった二人だが、メールをしたり、一緒に学校をさぼったり、初めて手をつないだり・・・と、少しずつ本物のカップルのようになってきた。遠山と一緒にいられる幸せを感じつつも、複雑な心境の優子。頼りにしていたはずの宮本にも、「先に自分の気持ちを言い出した石塚の勝ちだ」と言われ落ち込むばかり。ずっとこのままでいられたら・・・と思っても文化祭は確実に近づいている。何も知らない絵里からも、「文化祭までには別れてね!」と忠告されてしまう。
遠山にも絵里にも本当のことを言い出せないまま、高校生活最後の文化祭は二日後に迫っていた・・・。

STAFF

監督・脚本:勝又悠

CAST

笠原美香
暮浩平
梶原ひかり
小田島渚
水野祐樹

公開情報

2012年6月9日~ 新宿K's cinema 他全国ロードショー

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