MOVIE
30年間、スウェーデンのテレビ局フィルム倉庫に眠ったままだった、ブラックパワー運動の貴重な映像を紡いだ
衝撃のドキュメンタリー作品。現代にも通じるアメリカの光と影、その真実がここに明かされる―。
60年代後半から70年代。米国でアフリカ系アメリカ人によるブラックパワー運動が勃興し、衰退に至るまでの激動の時代。スウェーデンのテレビ局のカメラは海を越えアメリカに渡り、世界に衝撃を与えたその運動の核心に迫っていく。
伝説となる革新者たちが現れ、そして消え去っていった時代。残されたフィルムは何を語るのか。
キング牧師、マルコムX、アンジェラ・ディビス、ストークリー・カーマイケル…etc.、真の自由を求めた歴史上の革新者らの声と映像が蘇り、現代アメリカを生きるアフリカ系アメリカ人が過去と現在のアメリカの“隠された闇”を語る。異色の衝撃作が今春、緊急公開!!!
2011年/スウェーデン・アメリカ/92分/カラー・白黒
配給:株式会社キュリオスコープ 宣伝:スリーピン
© 2011 Story AB, Sveriges Television AB, and Louverture Films LLC.
スウェーデンにはアメリカの公民権運動の歴史的フィルムが眠っている―。その噂は本当だった。
偶然、テレビ局のフィルム倉庫に眠っていたそれらの映像を
発見したディレクター、ヨーラン・ヒューゴ・オルソンは、
その貴重な映像をかき集め、その歴史を年代ごとに丁寧に紡ぎ、一本のドキュメンタリー作品としてまとめた。そこに映し出されていたのは、自由と平等を求め、権力に立ち向かった多くのアフリカ系アメリカ人たちの姿。その迫真の映像は未来が見えず、閉塞感に充ちた現代を撃つ。
オルソンは、現代のアメリカにおいて、様々な分野で活躍するアフリカ系アメリカ人にこの映像を観てもらい、コメンタリーを収集。彼らが語るのは、現代もなお色濃く残るアメリカの光と影。国によって徹底的に歪曲または隠滅させられていた、ブラックパワー運動の真実の姿だったー。
監督:ヨーラン・ヒューゴ・オルソン
製作:ダニー・グローヴァー
音楽:クエストラヴ & オンマス・キース
■アーカイブ映像■
マーティン・ルーサー・キング
マルコムX
ストークリー・カーマイケル(学生非暴力調整委員会議長)
ヒューイ・P・ニュートン(ブラックパンサー党創設者)
ボビー・シール(ブラックパンサー党創設者)
アンジェラ・デイヴィス(社会学者/作家)
エルドリッジ・クリーヴァー(ブラックパンサー党情報相)
ハリー・ベラフォンテ(歌手/社会活動家)
■コメンタリー■
アビオドゥン・オイェウォレ(ミュージシャン)
タリブ・クウェリ(ミュージシャン)
クエストラヴ(ミュージシャン)
アンジェラ・デイヴィス
アーノルド・シュタール(音楽プロデューサー)
エリカ・バドゥ(ミュージシャン)
ソニア・サンチェス(詩人)
キャスリーン・クリーヴァー(元ブラックパンサー党員)
ボビー・シール
ロビン・ケリー(作家)
ジョン・フォルテ(ミュージシャン)
メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ(映像作家)
ケニー・ギャンブル(音楽プロデューサー)
2013/4/28(土)~ 新宿K’s cinemaにて遂に本邦初公開!!! 全国順次ロードショー!!!