MOVIE
愛さずには、生きられない。
生きている歓びと哀しみを歌いながら、時は過ぎ、人生は続く―。
そこにあるのは、あなたと私の愛のあしあと。
名女優カトリーヌ・ドヌーヴ、リュディヴィーヌ・サニエら豪華キャスト競演
WOWOW《旅するW座》第1弾として2012年11月に地方劇場限定で上映、話題を呼んだ珠玉の仏映画
大女優カトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎え2011年カンヌ国際映画祭クロージング上映で話題となった本作は、作家としても評価の高いフランスの俊英クリストフ・オノレ監督の長編8作品目。カトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニの実の母子共演、歌手ミシェル・デルペッシュ(71年『青春に乾杯』が日本で大ヒット)や映画監督ミロス・フォアマンの出演、そして『シェルブールの雨傘』を始め『女と男のいる舗道』『ブロンドの恋』『存在の耐えられない軽さ』『昼顔』といった名作へのオマージュシーンの数々。加えて60年代のファッションやエヴリシング・バット・ザ・ガール、フォールズ等の挿入曲にオノレ監督の心憎い演出が散りばめらた、珠玉のフレンチ・ミュージカル仕立てとなっています。
2011/仏=英=チェコ/138分/フランス語/カラー/シネマスコープ
日本語字幕翻訳:寺尾次郎
配給:CURIOUSCOPE
提供:セテラ・インターナショナル 協力:シネマクガフィン
©Why Not Productions – France 2 Cinéma- Sixteen Films – Negativ
1960年代のパリ。高級靴屋で働く若き日のマドレーヌは、ひょんなことから副業で始めた娼婦の仕事でチェコの青年医師ヤロミルと出逢い、結婚する。プラハへと渡り一人娘ヴェラが誕生するが、浮気なヤロミルに失望したマドレーヌは娘を連れパリへと戻る。数年後。2番目の夫は優しくて家庭的だが相変わらず娼婦を続けるマドレーヌ。そんなとき、チェコからヤロミルがマドレーヌの元を訪れる。彼を愛するマドレーヌは再びヤロミルと関係を持ってしまう。2000年。マドレーヌは年老いても魅力的で、相変わらずパリでヤロミルとの逢引を続けていた。一方、美しく成長した娘ヴェラは、優しい恋人クレモンがいながらも、ロンドンで知り合ったヘンダーソンと一目で激しい恋に落ちる。しかし、彼には秘密があった。愛を打ち明けるヴェラと、彼女の愛を拒むヘンダーソン。あきらめきれないヴェラは、NYで彼と再会する…。
監督:クリストフ・オノレ(『美しいひと』『ジョルジュ・バタイユ ママン』)
音楽:アレックス・ボーパン
撮影:レミー・シュヴラン
カトリーヌ・ドヌーヴ(『しあわせの雨傘』『クリスマス・ストーリー』『8人の女たち』『昼顔』『暗くなるまでこの恋を』)
キアラ・マストロヤンニ(『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢』『ゼロ時間の謎』『めざめ』『プレタポルテ』)
リュディヴィーヌ・サニエ(『デビルズ・ダブル』『引き裂かれた女』『スイミング・プール』)
ルイ・ガレル(『灼熱の肌』『ドリーマーズ』)
ミロス・フォアマン(監督作『アマデウス』『カッコーの巣の上で』)
ポール・シュナイダー(『恋人たちのパレード』)
2013.6.29(土)~ 新宿K’s cinemaにて2週間限定特別フィルム上映